日本ペパロン販売株式会社

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特許技術「PEPARON」

生分解性プラスチック素材
「ぺパレット」

ぺパレットは、環境負荷を最小限に抑えるために開発された革新的な生分解性プラスチック素材です。

日本ペパロン株式会社が開発した「乾式工法※1」によって製造され、紙とポリ乳酸を組み合わせた特許技術を用いています。

この特許技術により、高い物理的強度と耐熱性を備えた素材製造が可能となり、さらに製造コスト低減かつ環境配慮を同時に実現できます。

※1:PEPARONは、日本ペパロン株式会社が開発した「乾式工法によるバイオプラスチック素材製造技術(登録番号:第5560733号、登録日2013年3月1日)」の総称・製品商標です。また「PEPARON」は日本・EU各国に商標登録されています。

PEPARONの特徴

PEPARON には下記の特徴があります。

*特許「生分解性樹脂複合材組成物」

(特許公開:2013-224394、特許申請者 日本ペパロン株式会社)

完全分解型の生分解性
プラスチック素材

PEPARONは、生分解性プラスチック(ポリ乳酸)に大量の紙を乾式工法で混合して製造する「生分解性樹脂複合材組成物」です。物理的強度、耐熱性、成型加工性に優れ、ポリ乳酸は植物(コーンやサトウキビなどのでんぶん)を主原料としたものを使うため、完全分解型の生分解性プラスチック素材となります。

高い強度なのに製造コストは低減

紙などの植物繊維(古紙、木、竹、草など)の含有量の混合率を上げることで、生分解性プラスチック素材の強度を飛躍的に高めます。PEPARON を使用したプラスチック成型品の耐熱温度は150℃を記録したこともあり、高い耐熱性を持つ製品となります。また、物理的強度や耐熱性がありながら、製造時は紙の含有率を高くできるため、製造コスト低減を目指せます。

環境への影響は最小限に抑える

他の生分解性プラスチックは、365日経った時点でも90%程度の分解となります。しかし、PEPARON(古紙51%、生分解性プラスチック(ポリ乳酸) 49%で生成)を使用したプラスチック製品は、一定条件の下において77日間で分解ができたこともありました。

*ベルギーの Organic Waste System N.V.での分析テスト結果、また石油由来のプラスチック原料と比較して、最大28%のCO2排出の削減効果が期待できます。

本特許「生分解性樹脂複合材組成物」を応用すれば、従来のPE・PPなどの汎用プラスチック素材にも植物性繊維を混合することが可能となります。環境への影響を抑えつつ材料費などのコストダウンにつながり、耐久性・コスト・環境配慮のすべてを抑えることができます。

従来技術と同等の
製品成型が可能に

PEPARON特許「パパレット」は、植物由来のポリ乳酸と紙および少量のカップリング剤により製造される、生分解性樹脂素材/環境負荷低減型素材です。原料の配合比率によって強度・透明度を高くでき、汎用性の高い素材といえます。そのため、石油由来プラスチックと同等の製品成型が可能です。

成型可能な製品例

高い汎用性により、さまざまな製品の成型に利用が可能です。

日用品

雑貨

建築資材

工業部品